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【ドラマイベント】>ドラマイベント進行  更新日:15/06/03
ドラマイベント進行
 ドラマイベントは、次のように進行していくが、セッション、退魔イベントと違い、事件の中心部分のみスポットライトが当たり、ロールしていない部分でも時間が進んでいくことに注意しましょう

□準備フェイズ
時間  数分
目的  出演フェイズ、閉幕フェイズの順番を決める。
説明  フェイズ開始直後は2d6を2回振り、出演フェイズ、閉幕フェイズの順番を決めます。
 プレイヤーは指示があったら、2d6+2d6を振ること、最初の2d6が出演フェイズ、次の2d6が閉幕フェイズの順番となります。

 同数の場合、[聖騎士]>[位階]>の順に出目が高いことになります。
 聖騎士同士の場合は、番号の若い方が出目が高い事になります。
 同じ位階の場合は、登録の早いほうが出目が高いことになります。

 出演フェイズは、出目の低いものからら、それぞれ第1シーン、第2シーン、第3シーンの担当PCとなります。
 閉幕フェイズは、出目の低いものからら、それぞれ牽制、崩し、止めの担当となります。

 
終了  出演フェイズ、閉幕フェイズの順番が決まった時

□開幕フェイズ
時間  20分
目的  依頼人から聞いた依頼の内容を聞き、雑談をする
説明  依頼人から依頼内容を聞き終わり、依頼人が立ち去った直後からスタートします。
 どのような会話をするのかは特に決まっていません。
 依頼内容に対しての雑感、他の騎士への挨拶、そして、本当の雑談など自由です。
 この時、騎士が知っている情報は、【概要】だけです。

【プレイヤーガイド】
 時間ギリギリまで雑談を楽しもう
 開幕フェイズでは、事件解決に関する相談をする必要はありません。相談をするには時間が短すぎるからです。
 事件に対する雑感をそれぞれのスタイルに応じてロールをしていけばいいのです。
 また、開幕フェイズ内で話を終わらせる必要はありません。
 開幕フェイズの会話のあとに、事件についての相談が始まるのですから

【マスタリングガイド】
 EMが開幕フェイズでやることはありません。
 時間管理をするだけです。
 
終了  20分が経過した場合、EMが終了宣言し、出演フェイズに移行する。
終了宣言  【終了宣言】 ……かくして、騎士は依頼を果たすべく行動を開始した。

□出演フェイズ
時間  90分(各30分)
目的  シーン開始後に提示されれる目的を達成するためのロールを行う。
説明  シーン1、2、3の順に、シーンごとに決められた目的にに基づき、調査します。

[シーンについて]
 シーン開始直後、EMは、シーンの概要、つまり、現在PCが置かれている状況を説明する。
 内容は、次のとおりである。

目的:シーン内においてPCが行わなければならないこと
能力:
 能力を使用するための条件、[自由]以外の場合は、その理由も明記すること
 自由…自由に能力を行使していい。ただし、行き過ぎた力の行使は避けること。
 限定(秘匿)…第3者の目があるなど、能力の行使はできるだけ目立たないよう行使する必要がある。
 限定(威力)…破壊してはいけないものがあるなど、能力の威力をできるだけ抑えて行使する必要がある。
 精密…秘匿し、かつ、威力を制御する必要がある状況
 禁止…能力を行使できない、あるいは行使する必要のない状態

NPC:
 シーンに登場するNPCの情報がある場合、その内容を書き込む

状況:
 シーン開始時のPCの置かれている状況


(例)
***シーン2 狙われた少女***
目的:謎の女性から、少女を救い、事件について尋ねる。
能力:限定(威力) 
人質がいるため
NPC:なし
状況
 あなたは新なた被害者がでないよう校内を警戒していた。
 その時、あなたは気づいた。
 虚ろな目をした女子生徒が屋上に向かって歩いていることに。
 後を追っていったあなたが屋上で見たものは、少女を抱きかかえ、その首筋に噛み付こうとする和装の美女の姿であった。

【プレイヤーガイド】
 失敗をおそれない
 出演フェイズでは、あらかじめ能力行使の条件やシチュエーションが決まっています。
 どのシーンを担当するのかは、ダイスで決まりますので、PCが苦手なシチュエーションの場合もあります。
 しかし、心配することはありません。
 ドラマイベントは、時間までにうまくいかなくても、きちんと目的が達成できたことになるゲームです。
 失敗をおそれず、シチュエーションにそってPCらしくロールしましょう。

【マスタリングガイド】
 PCにあわせて、NPCのロールを考えよう
 時間内に目的を達成できなくても大丈夫な出演フェイズですが、やはりある程度時間内に目的が達成できたほうがいいのは間違いありません。
 PCのロールや時間にあわせて、NPCのロールを変えていきましょう。

終了  時間切れか、担当PCがシーン終了を宣言した時EMが行動結果を書き込み、閉幕フェイズに移行する。
 これは、時間切れであったとしても、時間切れ以降の行動により、目的は達成したとみなすためである。
終了宣言   【行動結果】 かくして、騎士の行動により、(以下、内容は各シーンの内容に基づく)

(例)【行動結果】 かくして、騎士の行動により、敵の正体は、鼬であることが判明した。

□終幕フェイズ
時間  70(目標)
目的  依頼を果たす。
説明
 終幕フェイズでは、退魔対象とPC3人が対峙するところからj始まります。
 しばらくロールをしたのち、EMが戦闘演出の開始を告げます。
 戦闘演出の開始時、退魔対象がPCを攻撃するか、しないかはEMの自由です。


 
終幕フェイズの戦闘演出

 終幕フェイズの戦いは3人の騎士が連続攻撃すれば簡単に倒せます。
 そこで、最初に演出する人から順番に、牽制(反撃)、崩し、止めの演出をすることにより、闇のものを倒す事となります。
 どのPCがどれをやるかは、準備フェイズで決定していますので、そのとおり行うこと


□牽制(反撃)
 相手の攻撃の後なら反撃、攻撃していないのなら牽制となります。
 騎士としては咄嗟、あるいは何気ない一撃ですが、相手にとっては必殺の一撃に等しいものとなる。

□崩し
 相手の体勢を崩し、あるいは無力化する行動
 すでに牽制(反撃)を食らっている相手には、攻撃をかわすだけで精一杯

□止め
 とどめの一撃
 すでに無力化している敵に躊躇なく止めの一撃を叩き込む。
 もっとも、殺すかどうかは、依頼の内容や、騎士次第となる。
 

[依頼完了宣言]の台詞
 止めを終えたあと、しばらくロールをした後、止めをおこなったPCが、 次の[依頼完了宣言]のロールを行います。

「トリスタン、依頼完了。(あとは自由)」

 この台詞は、PCが誰かに語りかけるわけではなく、自分で呟く台詞です。


【プレイヤーガイド】
 それぞれに合ったロールをしよう。
 牽制、崩し、止めで、それぞれ全力で攻撃してもいいですが、正直な話、ドラマイベントの退魔対象はそれほど強くありません。
 牽制、崩しのPCは、止めのPCが映えるように、己の力を魅せつつも、繋ぐような攻撃をしたほうが全体的に引き締まります。

【マスタリングガイド】
 派手に心地よく負けよう。
 騎士が本気だせば、ドラマイベントの退魔対象を倒すのは容易です。
 それだけの力の差があるわけですから、戦闘演出がはじまったら、騎士の強力な力に翻弄される退魔対象の負けロールを気持よくロールしましょう。
 
終了   [依頼完了宣言]の台詞の後、EMの書き込む後日談をもって、イベントは終了する。
後日談  依頼が終了し、その結果、どうなったかを説明する。
 内容は自由だが、依頼が完了したことだけは、書き込む必要がある。
 
(例) 
【後日談】 かくして騎士の行動により、事件は解決し、街に再び平和が訪れた。

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