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 【EMガイド】>退魔イベントガイド 15/03/28
退魔イベントガイド 
1.退魔イベントってどんなシナリオ?
[許可済]
 
 
 退魔イベントでEMをやろうと思っているメンバーはきっと、EMとしてマスタリグしたい物語の形があるのでしょう。
 素晴らしいことです。

 ただ、退魔イベントは小説ではなくゲームです。

 物語としてだけではなく、ゲームとして楽しめるものではなくてはなりません。

 退魔イベントは、時間制限のあるTRPGです。
 また、扱う世界設定は、1999年から現在まで運営している魔獣戦線で扱われている世界設定が基本となっています。
 そのため、退魔イベントのシナリオは
 
・アニメ・特撮で1話完結30分程度、ラノベなら短編小説程度の量のシナリオ
・私立探偵もののように、依頼を受け事件を解決するストーリー
・ジャンルは現代異能バトル(人知れず異能を操り、最後は戦闘で解決する)であること
・PCは世界最強クラスの能力者で、苦労することはあったとしても事件は必ず解決する。

 
のが基本です。
 
2.こんなシナリオはNG
  たとえ、どんな素晴らしい物語でも、残念ながらゲーム的・世界設定的に退魔イベントにはできないシナリオがあります。
 また、プレイヤーが不満に思うシナリオの構成というのも残念ながらあります。
 次の条件に当てはまるシナリオは、退魔イベントで取り扱うのは難しいので注意!

2−1.ゲーム的に回らないシナリオ
・事件フェイズで障壁判定に成功しても、依頼解決に必要な情報が入らないシナリオ
・特定の異能の使い手がいないと事件が解決しない。
・登場人物(NPC)や、伏線や謎が多い複雑な設定
 
2−2.世界設定的に無理なシナリオ
・PCの行為が悪を助長させるような依頼
・シリアスではない、ギャグ展開な内容
・依頼人が事件の黒幕であり、事件を解決することが黒幕の意図でありバッドエンドな展開になる
・事件が解決しないバッドエンドがある
・普通の人々に異能の存在が知れ渡るような派手な展開
・PCと互角、またはPCより強力な異能をもつNPCの存在
・多くの人々が死亡するような大きな事件(闇の世界の人間を除く) 
・世界情勢が大きく変化するような展開
 
2−3.プレイヤーに不満が残る可能性のあるシナリオ 
・事件解決のモチベーションがあがらないような態度の悪すぎる依頼人
・事件の解決をPCがためらうような展開
・PCがどう行動しても、後味の悪いシナリオ展開
・最後のバトルで事件が解決しない。 
 
 
 3.弱点・真の解決方法について 
 弱点・真の解決方法について説明します。
 弱点・真の解決方法があると、PLには謎を解く楽しみが増え、よりゲームを面白くするでしょう。
 しかし、だからといって、必ず必要なわけではありません。
 真の解決方法を選ばなくたって物語は楽しめるでしょうし、弱点が思いつかなければ、退魔イベント(乙)をやればいいのです。
 EMが楽しくマスタリングできればいいのです。
 
3−1.弱点について[退魔イベント(甲)のみ] 
 弱点については、次の点に注意しましょう

・PCの特殊な異能がないと封印できないような弱点ではないこと。一般人でも工夫すれば封印できる弱点か、チェックしよう
・弱点はロールによって封じます。判定結果の数値等には影響されません。
・障壁判定には裏技ルールはありません。
・多少PCのロールは曖昧でも封印されてしまうと考えてつくろう
・弱点が思いつかないのなら、退魔イベント(甲)じゃなく、(乙)でやればいい

3−2.真の解決方法 
・真の解決方法は基本的にロールの結果ですが、判定結果(○○の障壁判定の結果、成功したからorEPを○点減らしたから)等をもとにしても構いません。
・真の解決方法を選ばなかったらバッドエンディングになる展開はNGです。PCが関わらなければ最悪な結末(バッドエンド)になるのを防いだのが退魔イベントなので、バッドエンディングはありません。
・真の解決方法はEMが思い描く物語の結末です。PLやPCがそれを望むとは限らないことを注意してください。
 


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