1、メンバー名古屋に結集!!
12日午後1時、僕はJR名古屋駅の桜通口にいた。
もちろん、ここがOFF会の集合場所であったからだ。
目印となる「Welcome K.O.R」と書かれた紙をもって、もともと知り合いであるnonと、カミサンであるゆうなひかりとみんなが来るのを待つ。
ぼくの胸中をよぎるのは、みんなと出会える嬉しさではなく…………
恥ずかしさであった。なんせシャイな性格なので(笑)
だが、その恥ずかしさに耐えながら待っていると続々とメンバーが集まり出した。
ここで思ったのが
チャットのイメージや、1行にも満たない外見の紹介では、向こうから名乗ってくれないと誰かわからないということであった。
さらにキャラのイメージも被るともうなにもなんだか(笑)。
ある程度、時間たったのに、だなんさんとみっどさんが現れない。
ためしに電話してみると、名古屋駅内をさまよっているらしい。
場所を確認して、はたと気がついた。
ぼくも彼らのいる場所がわからないのだ。いちお〜、名古屋圏に住んでいるのに(笑)
あわてて他の東海在住のメンバーに尋ね、まもなく二人も合流した。
いや〜、大遅刻者がいなくてよかったとほっと胸を撫で下ろす。
なぜなら、前日、というか開催日の朝までセッションを行っていたのだが、参加者の半名程が、そのセッションの最後近くまでいたのだ。
まったくよく集まった者である。……無論、ぼくはそのセッションのGMをしていたのだが(笑)
2、カラオケボックスへ
集合したメンバーは、近くのカラオケボックスに移動。
人ごみの中、11人が歩いていく。
先頭を歩くぼくは、時々はぐれていないか確認しながら歩くのだが……
一番最後に、ダークなスーツを着て故松田優作ような風貌の男が煙草を吸いながら歩いている。
それはみっどさんであった。
「こ、こわいよ〜」
「あのアタシュケースには、サブマシンガンが入っているに違いない」
「いや、もう仕事(暗殺)終えたあとかも……」
そんな会話も行われたが、まあ、それはよしとしよう。
都合よく15人部屋が開いていたので、そこで自己紹介を行う。
メンバーではないが、ひきずりこまれた魔獣戦線小説の推敲員 ゆうなひかり
はるばる広島からやってきた初期からのメンバー だなんさん
某HPの悪人度チェックで、メンバー1の高得点をだしたギャンブラー 流椅さん
や○Pな同人大好き、OFF会でも時々別次元に飛んでいたおねえさま コー姐さん
初期のメンバー、IRCには時々顔をだす sasさん
愛知県在住のため、会場係の大任をまかされてしまったKIDさん
唯一東日本からの使者、魔獣のことはGMよりも詳しいかもしれない弓宮露人さん
チャットとイメージがまったくかわらないダンディというよりはヒットマンな Midnight Summerさん
TRPG自体はもしかしていちばんくわしいのかもしれないお嬢様 ひのえさん
PBMの達人、キャラとは全然イメージも種族も違う nonさん
そしてぼく
このカラオケボックスでは、魔獣戦線オフラインセッション&カラオケがおこなわれる予定であったが、まず最初におこなわれたのは、雑談であった。
魔獣がらみの雑談が、続く、続く、続いていく(笑)
その中で弓宮さんが描いて来た<女帝>の騎士山崎響&夜叉姫のイラストもあった。
その内容はこれだ!
だが、これは前菜、真の響&夜叉姫をみろおお!!!!
こんな二人は嫌だ〜! いやマヂで(笑)
とまあこんなこともあり、ようやくきりがつき、オフラインセッションが開かれるようになったのは、約1時間がすぎたあとのことであった。
3、魔獣戦線オフラインセッション
SASさんとゆうなひかりが、カラオケをやる中、残りのメンバーでオフラインセッションは行われた。り
さりげなく北斗の拳やマクロス7の歌が流れる中、おこなわれたセッションの内容は、
夕方、魔石輸送の車が襲われ、襲撃者は魔石を何個か奪ったあと、近くの市民センターに立てこもる、そこで騎士は3班にわかれて市民センターに潜む再生魔獣と戦う
というものであり、その設定自体にかなり無理があるものであった。
なんせ実際には魔石運搬などしないし、魔獣が再生することもないからである(笑)
さらに
水無月「で、我々は10億を要求する………、ってグッドマンだったら楽勝な金額じゃん。グッドマンは使用禁止ね」
プレイヤー「爆笑」
ってなやりとりもあった。
こんな、かなりシナリオに矛盾があったのが、プレイヤーの好意により不問にされゲームは始まった。
さて、円陣となって班編成をするプレイヤーたち、
そして結局、由緒正しきグッチョッパーで、班を決める。
………………………………………………。
……ほんとにいいんすか、それで?(笑)
こうしてできた3班はそれぞれ次の通り
第1班
<正義>の騎士 丹宮流依(流椅)
<女教皇>の騎士 仰木那智(ひのえ)
<戦車>の騎士 葛城暁生(コー姐)
左から流椅さん、ひのえさん、コー姐さん
第2班
<正義>の騎士 ジェス(non)
<世界>の騎士 我孫子安彦(弓宮露人)
<正義>の騎士 風間那岐(KID)
第3班
<運命の輪>の騎士 クイックス(Midnight Summer)
<女帝>の騎士 山崎響(だなん)
そしていよいよ戦いが始まった。
再生魔獣はボス以外は力が10、しかも弱点は前とかわらずということで、数は多いがなんとか騎士が勝てると予想された。
だが
あまりにも弱すぎた(笑)
1班は順調に駒をすすめ、そして3班は、のらりくらりと魔獣から逃げ戦わない(笑)。
そしてなによりも2班
結界能力を持つ安彦、空間転移能力を持つジェス、そして「あらゆるもの」を斬ることのできる那岐という弱点を封じやすいキャラ軍団
それにくわえて安彦のプレイヤーの弓宮さんは、魔獣のデーターを編集して自分のHPに載せているため、魔獣の弱点をよく覚えていた。
よく考えたら、今回の魔獣のデーターは、弓宮さんのデーターを見ながらどれを出すのか考えていたのだ。
……もしかしたら、この時すでに負けていたのかもしれない(笑)
さらに拍車をかけたのがぼくのダイス目の悪さであった。
もう狙ったように低い目をだしまくる。
笑われまくる僕……
ちくしょう確率の大うそつき(笑)
急遽、管理者はプレイヤーの了承のもと再生魔獣を2体増やしたが、あっさりとやられてしまった。
しかも、最後のボス魔獣も、安彦の「11」なんて出目に為す術もなく負けてしまう。
その結果
「魔獣には、ダイス目が悪いっていう共通の弱点があるね」
なんていわれている始末。
ダイスの神様の馬鹿野郎〜!!
4、そして飲み会へ
そして二次会の飲み会へ、あやしげな雰囲気の飲み屋へいく
「チェーン店はずなのに、なんて怪しい」
「けど、これって魔獣らしいよね(笑)」
などと、話しながらあやしげな面が壁にある個室で飲み会がはじまる。
けっこう酒豪もいるということから、飲み放題にしたのだが、それは正しかった。
しかも結構けろりとしている。
……この化け物どもめ(笑)
アルコールがはいれば口もまわるもので、長いテーブルであることから自然と2グループになって雑談をする。
ゲームの話しから、オカルトの話まで魔獣にふさわしい会話をしていたのは、1グループだけで、もう1グループは酒や経済の話で盛り上がっていたりする(笑)
5、終わりははじまり
2時間半後、お開きとなりJR名古屋駅に戻るメンバーの面々、ここで解散の宣言をするものの、雑談は止まらない。
終電の関係でやむを得ず次々とかえっていくメンバー
地元のぼくは、深夜バス組みのだなんさんとみっどさんをと11時近くになって別れ、午後〇時ごろ実家に帰宅。
いちお〜、こなかったメンバーに挨拶しようと酔っ払ったままIRCへ入ってみると、今回の参加者のコー姐さん、ひのえさん、るいさんの名前が。
なんてタフネスなんだ君たちは(笑)
こうしてOFF会は終わったのである。
さて、次はどこでやろうかな