1 聖グレイル学園設定
 聖グレイル学園は、都内某所にあるカトリック系の私立進学高校です。
 校則、行事等は、特に詳細に明記はしませんが、生徒の自主性を優先しながらも、
 一般的な公立高校より多少倫理的に厳しい程度の運営が行われていると思って下さい。
 ただし、それも状況次第ですので、事情があればある程度の融通が効きます。
 また、一応カトリック校ですので、宗教に関連した行事等も存在します。
 カトリック教徒である必要はありませんが、そのことは念頭に置いて下さい。

2 聖グレイル学園三原則
 校則とは別個に、とりあえずPL、PCとも最低限これだけは守るべしと言う大原則です。
 これが遵守できないPL、PC、設定等を、聖グレイル学園に参加させることは認めません。

その1
 各学園関係者として、一般的に考えられる必要条件(年齢、資格、能力等)を(少なくとも事務手続き上は)満たしていること。
ただし、一般的に考えて納得しうる何らかの理由がある場合は、例外的にこの条件を満たしていない場合でも、学園への所属を認める。

その2
 学園関係者として、各自の果たすべき責務を果たし、校風に恥じない言動を心がける(少なくとも表面上は)。その上で、学園関係者として妥当であると考えられる権利(学園への所属も含む)の行使が可能とされる。
その3
 学園内外での、無分別な能力の行使は、特にこれを堅く禁じる。聖グレイル学園及び関係者は、特定個人の利益享受のためにあるのではない。また、特定個人によって学園及び関係者が不利益を被らされるいわれもない。

3 設定覚え書き
 以下に知っておくと便利かもしれない学園の設定を少々記しておきます。
 細部は変更の予定有り。

 一学年7クラス。一クラス30人前後。
 クラス分けは二年時に決定。三年時に進路決定に伴う変更がある。
 A文系
 B文系
 C私立文系専修
 D理系
 E理系
 F私立理系専修
 G難関校選抜クラス
 専門学校、就職、その他進路は個別に指導。

施設一覧
 共通教育棟(一般教室、進路指導室、学年指導室、保健室、進学資料室等)
 専門科目棟(各種専門教室(ある種の文化系サークル活動室もかねる)、各種研究職員室等)
 教職員棟(実務運営教室、図書室、中央職員室、生徒会室、学園長室、理事長室等)
 体育館(総合フロア及び舞台、各種格技場、体育教官室、補助球技場等)
 体育会系サークル棟
 文化系サークル棟
 屋外及び室内プール
 付属男子寮
 付属女子寮
 礼拝堂
 教職員寮
 近辺に教会有り。

課外活動について
 正規の課外活動サークルとしては、文化系、体育会系合わせて様々なクラブがあるが、ここではその詳細には触れない。
 学生の課外活動としては相応しくないとして、生徒会及び教職員会議で許可が下りなかった部活に関しては、正規の課外活動サークルと認められず、学内施設の使用許可、及び運営費用が下りない。
 個人的に活動を行う分には(校則に抵触しない限りでは)全くもって問題はない。
 正規の課外活動サークルの運営には、最低5人以上の参加者と、1人以上の顧問管理責任者が必要である。

アルバイトについて
 原則として禁止。ただし、家庭の事情と職種によってはこれを許可することもある。その場合も、学業に支障を及ぼさない範囲で、と言う限定がつく。

グレイル学生について
 (少なくとも、表面上は)一般市民として戸籍を持っていること。
 (少なくとも、表面上は)通常の学生として考えられる年齢(16〜18)であること。
 学年も年齢に準拠する。ただし、学園側が納得できるだけの何らかの理由(高校浪人、各種事情による休学、留年等)が有ればこの限りではない。
 (少なくとも、表面上は)学生の本分を全うするため、良好な学習及び出席態度を見せること。
 いくら成績が良くても、真面目に授業にでない人間に対しては、それなりの処置を下す。
 また、さしたる理由も無しに学業不十分な態度を見せる場合、学園側も何らかの形で対処することになる。場合によっては退学処分も有り得るので、就学態度には十分注意するように。
 (少なくとも、表面上は)校則を遵守し、聖グレイル学園の生徒として恥ずかしくない行動をすること。

グレイル教師について
 (少なくとも、表面上は)一般市民として戸籍を持っていること。
 (少なくとも、表面上は)通常教師に必要とされる資格を所持しており、またその為に必要な教育を経て相応の年齢に達していること。定年制度あり。
 (少なくとも、表面上は)教職であることをわきまえ、自らが青少年に及ぼす影響も考えて言動を慎むこと。青少年に与える影響を考慮し、ふだんの生活態度を、教師としての自覚を持ってわきまえること。(教師としての倫理観に抵触するような行動はするな、と言うことである。率先して校風、校内規則も守ること)
 (少なくとも、表面上は)職務を何よりも優先し、生徒及びPTAの要望にはできる限り耳を傾けること。勤務態度にあまりに問題がある場合には、相応の処置を下す。

共通の遵守規則
 何らかの不祥事が発覚した場合、厳重な処置を下す。場合によっては退学、懲戒免職処分も有り得るので、生活態度には十分な配慮をするように。
 (また、意図的にグレイルの名誉を汚すような行動を無思慮に行い続ける場合、最悪の事態も想定すること。この学園に円卓の騎士が何人いるのかを、肝に銘じておくように)
 グレイル学園の下に、全ての生徒は平等であり、能力、出自等によって差蔑されることはない。また、する事もあってはならない。何か問題が起これば、校則に則って民主的に解決すること(少なくとも、表面上は)。また、このような事態に対して、教職員は生徒権限を越えた決定権を持つが、その権利の行使に対する責任は、教育者としてきちんと全うすること(少なくとも、表面上は)。(言い換えれば、無思慮な能力使用による学園秩序の混乱の、全面的な禁止である)
 以上、良識ある学園生徒、関係者として、校風に恥じない行いを期待する。(逆に言えば、それ以上の拘束はない)

その他
 学生は、基本的に19歳時の4月1日を持って卒業となる。これは、騎士の年齢は4月1日をもって一斉に更新されるための措置である。
 同様に入学、所属は基本的に16歳年度の4月からとなるが、こちらは編入学があるためある程度の融通が効く。
 留年は何らかのやむを得ない事情がある場合に限りこれを認める。
 奨学金制度あり。希望者は自分のキャラの学力、財政と照らし合わせて勝手に名乗って良い。ただし一般生徒より制限が厳しくなることを考慮すること。
 留学生も積極的に受け入れている。日本在住なら外国人キャラだと言って遠慮することはない。

FAQ
Q1
 私は、実は200年近く生きている闇の者なのだが、こんな私でもグレイル生徒になれるのか?
A1
 学生と言っても差し支えない容貌と知識、戸籍が有れば可能です。
 ただし、グレイルがカトリック校である以上、様々な場所で聖書朗読や聖歌合唱が行われていたり、
 神父シスター十字架と対面しなくてはなりません。そのことは覚悟しておいて下さい。

Q2
 突然うちの娘が貴校に入学したいと言い出しました。ただ、性格はいい娘なのですが、一般常識、基本学力の方に問題があるのです。受け入れてもらえるでしょうか?
A2
 一応当校は進学校ですので、入学の際には試験を受けてもらうことになります。
 その試験に入学できる程度の学力があれば十分可能だと思います。
 難易度としては、五教科全てに試験を行って、
 2D6五回の合計値が、36を上回る程度だと考えてくれればいいと思います。
 ただし、これは単純な学力レベルにおいての問題ですので、
 一般常識等高校生に必要な程度の知識は、御家庭でしっかり教育しておいて下さい。
 当校は、基本的生活態度も重視しますので。
 蛇足ですが、さすがに「人生の目的」くらいは読めないと、学力的にも厳しいかと思います。

Q3
 実は僕、記憶が無くてホームレスなんです。こんな僕でもグレイル学園の生徒になれますか?

A3
 流石にホームレスはまずいです。せめて保証人と戸籍は確保して下さい。
 ただ、身元保証については現役の成人騎士(できればグレイル関係者がベター。安彦で良いのなら言って下されば身元保証人になります)に頼み込めばいいでしょうし、
 戸籍は総帥に頼めば手に入れられるのではないかと思います。(手に入ります)

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