サンプルPC
 
 魔獣戦線をとりあえずお試してプレイしてみたい。
 そんな参加希望者のために用意したサンプルPCです。

THE BOOK

[位階] 星
[生年] 不明
[性別] <開館>した相手による
[表の顔] <開館>した相手による
[裏の顔] 探究者
能力4:魔導図書館[装備]
 本体である魔導図書館
 概念的存在であり、実際に建物があるわけではない
 侵入不可能な異空間に存在し、開門することで現世にて行動を可能にする。
 その目的は、魔導書の収集、および魔獣に対する魔術行使である。
 蔵書された魔導書を使用することができるが、魔導図書館固有の魔術もいくつか持っている。
 
[開門]
 魔導図書館と適合性の高い人間と融合する。
 融合されている間、融合された人間は記憶を失う。
 人と融合することで、魔導図書館は現世で行動することができる。

[検閲]
 魔導書、魔力、邪力の探知及び解析を行う

[調査]
 人や霊から必要な情報を直接魂から入手する。
 話す必要はないが、相手に触れる必要がある。
 
[模倣]
 目の前で使用された魔術を模倣する。
 邪力の場合、似たような魔術を構成する。
 
[転写]
 魔導書を転写し、保存する。
 ただ魔導書を転写するだけではなく、使い手がその場にいるのであれば、使い手の記憶も転写する。
 魔導書のない口伝による魔術の場合、「(個人名)の魔導書」として保全する。
 
[資料室開錠]
 魔術を行使するために必要な魔術道具を召喚し使用する。
 
[貸出]
 任意のものに魔導書を貸し与えることができる。

[編纂]
 能力3と組み合わせて使用
 図書館内の複数の魔導書の呪文、理論を重ねて、より強い魔術を行使する。

[閉館]
 融合を解く
 融合を解かれると、融合された人間の体は修復され、死んでいても生き返る。

能力3:魔導書閲覧[知識]
 魔導図書館に蔵書されている魔導書を行使する。
 
<主な魔導書>
パラケルススの秘本
 4大精霊(風、火、地、水)を召喚しする。

ソロモンの真なる鍵
 ソロモンの魔導書の集大成、72の魔王を使役する。
 魔術の行使には、10本の指輪(資料室に貯蔵されている)が必要
 
聖書-ユダの書-
 ユダが密かに記したという魔術師イエスキリストとしての魔術の数々
 天使召喚、治癒の術が記載されている。

ガルドラボーク
 ルーン文字の秘奥が記された書

魔女の口伝
 魔女に伝われれし魔術
 魔導書ではなく、魔女の記憶として図書館に納められている。
 予知や呪い、箒をつかった飛行術などがある。

黄金の邪眼
 左目に宿す金色の邪眼、みたものの精神を操る力を持つ。
能力2:幾万の思考 [前世記憶]
 魔導書をコピーする際、同時に収集した術者の記憶、思考パターンを利用し、さまざまな思考を展開して真実を見つけだす能力
 
能力1:融合能力[肉体能力]
 融合した人間の得意とする能力を行使する。

詳細 
[[性格]
 論理的思考に基づいていくが、融合した人間の性格に引きずられる。
 ただし、以下の行動指針にはかならず従う

<魔導図書館の行動指針>
・むやみに人を傷つけない
・魔獣を滅ぼす行動を最優先事項とする。
・できるだけ魔導書、魔術を収集する。
・他の騎士の指示に従う。

[外見]
 融合した相手による
 ただし、魔獣と戦う場合は、
  賢者のローブ(黒い全身を覆うフード付きコート)
  星竜の杖(巨大な宝石がはめられた杖)
 をまとう。
 
[装備]
 円卓の騎士一般装備(普段は資料室に保管)
 
運命
 はるか昔、多くの魔術師が協力して創り上げた意志をもつ図書館
 普段は、魔導書の収集、編纂をおこなっているが、真の目的は魔獣討伐である。
 そもそも、魔獣との戦いに備えて、魔導書を保管しているのである。
 普段は概念として存在していることから、現世にてその能力を行使するためには、扉となる存在が必要となる。
 そのため、魔導図書館は、魔獣の存在を知覚し、己の力を振るう必要があると思った場合、魔獣のいる地域の中で、自分が融合できそうな相手を探し出し、融合(開館)する。
 円卓の騎士の存在も認知しており、魔獣を倒すのに有効であることから、開館した場合は円卓の騎士として行動する。

プレイガイド
[設定]
◆融合対象について
 どんなキャラでも構わない。
 ただし、あくまで一般人であること(一流のスポーツマンでは、開館の条件に該当しない)

◆能力3:魔導書閲覧
 自分で考えたオリジナルの魔導書でもかまないし、他作品の架空の魔導書を使用する事も可能です。

[ロール]
◆基本的なロール
 論理的なキャラである必要はないが、<魔導図書館の行動指針>には必ず従う事

◆情報判定ロール
 できれば、能力2〜4を用いること
 基本は「能力4:魔導図書館[装備]の[検閲]or[調査]+能力2:幾万の思考 [前世記憶] を用い、これまで収集した魔導書、術者の思考を利用して弱点を探す。その補助として能力3:魔導書閲覧[知識] を利用する」
 能力2〜4を同時に使用するロールが考えられるのなら、別のロールでも構わない。

◆ダメージ判定ロール
 能力2〜4を用いること(能力1を重ねてもいい)
 能力4:魔導図書館[装備]+能力2:幾万の思考 [前世記憶] +能力3:魔導書閲覧[知識] を使用し、魔術を編纂して行使する。
 能力2〜4を同時に使用するロールが考えられるのなら、別のロールでも構わない。

◆応援判定
 魔術にて応援する。使用する能力は、魔導図書館の蔵書を利用しているといことで、能力4:魔導図書館[装備]の使用を宣言する。


[セッション進行]
 登場フェイズ、退場フェイズはパターンが決まっている。
 
◆登場フェイズ
 登場フェイズは、「開館」に限定されます。
 融合前の日常的なシーンから、「開館」、円卓の騎士本部に連絡するところでシーンが切れます。

(基本)
 ○○は、××していた。
 ごく普通の、どこにでもある日常
 
 だが、異変は突然であった。
 何の前触れもなく、体の中に何かが入り込んでくる感覚を覚える。
 戸惑う余裕もない
 何かは、体中に満ちていき、自分でも気づかないうちに呟いていた、
「魔導図書館 開館」
 その刹那、意識が深い闇の中に堕ちていく。
 
 ……そして
「魔獣、絶対に滅ぼす」
 魔導図書館、通称名「THE BOOK」は、K-PHONEを取り出すと、円卓の騎士本部へ電話をかけ、自らの参戦を告げるのであった。
 
◆退場フェイズ
 閉館するシーンで終わる。
 
(基本)
「閉館」 
 その刹那、THE BOOKが融合した○○の体や服が再生を始める。
 己の魔術が問題なく行使されるのを確認すると、THE BOOKの意識が消えてい。
 いや、還っていくので、概念空間にある魔導図書館へと
 
 そして、○○の日常が戻ってきた。
 


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