”女王”片瀬川 有希(かたせがわ ゆうき)

基本 [位階]  <魔術師>
[生年] ?
[性別] 女
[表の顔] 児童養護施設ベティヴェール職員
[裏の顔] 闇の者
能力4:空間転移 [現象使い]
 [内容]  言わずと知れた彼女の最強の異能。
 邪神由来の力を十全に発揮することで、その応用性はさらに高まった。
能力3:洗脳 [幻影]
 [内容]  元来の記憶操作とカリスマ性。使うことを躊躇わなくなった証左。

 「記憶を弄くるのは簡単♪——そうする必要もないけれど。」
能力2:魔王 [異形化]
 [内容]  穢れた躰。褻(ケ)を利用した肉体再生、及び魔の創造。
 表に出すことは稀だが、凶悪なプレッシャー。
能力1:王女の仮面 [感情]
 [内容]  EV4時の人格を完璧に演じきれる。(※基本的に常時使用)

 ——強きは敵を作り、弱きは懐に入り込む。
詳細 [性格]
 冷静沈着・極悪非道。
 しかし、それを表に出すことは稀である。
 EV3と違い、有希の人格の反転であるわけではない。
 
[外見] (※EV4時と同様) 
 邪神憑依時に年齢を引き上げられた肉体は戻っていないが、欠損していた右腕は修復した。
 外見年齢は20代半ば。髪色はやや赤っぽい茶髪で、瞳は黒のような深い藍色。
 すれ違う人が振り返るほどの美人。

[装備]  (※EV4時と同様)
 円卓の騎士一般装備
運命
EV1  地球と密接にリンクする、ある魔界の王の娘として生まれる。
 多くの兄弟、姉妹の中でも能力に秀で、本人の意志も強いので次期魔王の有力候補とされていた。
 しかしある時、「魔獣」が地球を滅ぼしてしまうと、自らがいずれ支配できるであろう魔界も消滅してしまうことを知る
 魔界の支配層ならば誰もが知る事実ではあったが、「魔獣」と戦うリスクが非常に高いことや、地球へ転移する技術の習得が困難であることから、大多数は天災だとして対処を諦めていた。
 そんな中、彼女は次期魔王への強い意志から修行を積んで空間転移の術を身につけ、「魔獣」滅亡を胸に地球に降り立った。

06/10/09

EV2

 戦嵐の騎士に選ばれ、聖騎士となり、”女王”の字名を得る。
 また、退魔士からの襲撃に嫌気がさし、キャメロット203号に居住する。

09/01/01

EV3

 
 腕の黒色化は前兆に過ぎなかった。

 王女としての、騎士としての在り方に葛藤し、悩み、揺れ続ける精神。
 邪力(この世ならざる力)に侵され、褻を集めやすい肉体。
 かつ、騎士という神の器として申し分ない規格外の存在。
 神は彼女を愛で、そうして、彼女は邪神の依り代となった。
 …有希本人の記憶は残しているが、人格はほぼ別物である。

 解放の魔獣王との戦闘後、黒色化は全身へ広がり、そこで『以前の』意識は途切れた。
 …正確には、途切れることすら無く『入れ替わり、混ざり合った』
 
 「傷んだ心に、穢れた身体。」 「−そのうえ神器で、融け合っても主張する魂。」

 「あぁ、好い〜。思った通りすごく好いなぁ。」

 「…褻を授けようぜ。私に。皆に。」 「−そうそう。もちろん、魔獣(キミ)にも。」

 虚空へ、ぞっとする気を漂わせたまま無邪気な笑みでそう言うと、今まで通りに消え去った。
 
12/03/20

----------------↓↓EV1〜2時の内容↓↓----------------------------
能力4:空間転移 [現象使い]
 [内容]  対象にできるのは自分を含め、周囲の認知可能な物。 
能力3:記憶操作 [幻影]
 [内容]  対象は認知可能な周囲の者。
 記憶を操作するだけではなく、操作の際に対象の記憶を読めるが、自分が知らない情報を得るには情報量に比例した時間が掛かる。
能力2:威圧感 [感情]
 [内容]  魔界の王女であるという誇りから気品、プレッシャー。
能力1:魔界製小型爆弾 [装備]
 [内容]  ビー玉大の爆弾。発信機機能を持ち、離れていても、その爆弾の場所を察知、特定できる。
 ただし、場所を特定できる、という機能も何か別に(地図のような)モニターがある訳ではないので、
 有希の空間転移のように機能を生かせる能力がある、あるいは何かしらの理由で近くに居ても察知できない、でなければ殆ど意味がない
 爆発のタイミングは使用者の意思で左右できる。爆発の威力は小型相応に低い。
詳細 [性格]
 魔界の王女という立場で育ったためか、我が儘で自己中心的。
 しかし、同属である闇のものと人間を区別して接することはせず、命を粗末に扱うことを嫌う。
 人間界での生活は魔界での生活よりも不便ではあるが、能力によって不自由なく生活できる上、
 未知の部分が多くて飽きないため、本人は満足しているようだ。

[外見]
 年齢は16歳程度。(実年齢は500歳を超える)
 明るい赤茶色の髪で、軽くウェーブのかかったロング。
 黒に近い深藍色の瞳であるが、全体的に日本人と大差ない。(魔界から姿を変えた訳ではなく、本来から人間と外見上の大差はない)
 「王女であるからには外見、振舞いも華麗であるべき」という信念から、容貌は美しく、均整のとれた身体をしている。

[装備]
 円卓の騎士一般装備
 魔界製小型爆弾(十数個は常に携帯) 

EV4

 
 DBA-5 指し手戦にて、邪神から正気を取り戻すとともに精神的に成長する。

 「身をなげうって支えてくれた者達がいて、救いを願って背中を押してくれる者達がいて、同じ光を目指して共に歩く者達がいる」
 「気づいた今は、やっと始まり。…だから、私は強くなれる」


12/12/23

----------------↓↓EV3時の内容↓↓----------------------------
能力3:邪神(蛇神) [守護神]
 [内容]  晴と褻(ケ)。後者の全てを司る神(々)。 
 世界に力を行使する媒介として有希を選んだ。
 想像を超える神の力もこの世界では媒介を通してしか発揮できず(現世制約)
 したがって本来の力と比べれば瑣末なものである。(=能力6相当) 
 その力は、褻。 
 つまりはプラスではなくマイナスであり、美徳ではなく悪徳である。 
 殺害を、腐敗を、混乱を、残虐を、凋落を、敗北を、絶望を、怨嗟を、退廃を。 
 これを愛で、褒め、授けるコト。 
 「神様の悪戯、っていうじゃん。それだよ、それ。」 
 この能力を行使する場合、必ず能力1,2と組み合わせなければならない。 
能力2:邪神(蛇神) [守護神]
 [内容]  同上
能力1:邪神(蛇神) [守護神]
 [内容]  同上
詳細 [性格]
 邪神としての指向性と有希自身が葛藤する中で抑えつけてきたもの
 (≒有希の性格の反転)が混ざり合って性格が形成されている。
 一言で表せば、トリックスター。あまのじゃく。悪人。

[外見] 
 ベースは有希の肉体。
 が、身体的能力のピークである800歳程(人間でいう20代半ば)まで成長させられている。
 以前より日本人に近い肌と瞳なのは、能力による隠蔽である(髪:黒色、瞳:茶褐色)

 以前身に纏っていた王者の風格は無く、
 無垢な娘のようでもあれば、蠱惑的な女のようでもある。
 また、能力によって外見を変化させることが可能である。

[装備] 
 円卓の騎士一般装備

EV5

 

 DB-376 封氷姫戦にて、善意で人を赦すことに絶望し、邪神を取り込んだ。
 「何度心を折られようと皆を掬う道を諦めない。——それが騎士だ。騎士が希望を捨てて、他の誰が希望を持てよう?」
 その思いを持っていた彼女が此処に至ったのは、邪神に乗っ取られたことが直接の原因ではなく、彼女自身が邪神を肯定したことにある。
 強く希う者ほど、絶望の闇は深く。
 慈しみ愛した者ほど、悔恨と憎悪に囚われる。
 殺害を、腐敗を、混乱を、残虐を、凋落を、敗北を、絶望を、怨嗟を、退廃を。
 愛で、褒め、授けよう。

 「——輪廻を否定し、世界を無くす魔獣。 残念だが、やっぱり、お前らとは相容れないみたいだよ。」
14/03/26

----------------↓↓EV4時の内容↓↓----------------------------

能力4:空間転移 [現象使い]
 [内容]  「魔獣と戦う」
  
 そのために有希が数百年の歳月をかけ磨き上げた能力。
 それは彼女の血のにじむような努力の産物であり、
 「魔獣と戦い、これを討つ」 という意志の結晶であるともいえる。
 意識的動作のレベルを超え、反射的に使用できるようになるまで熟練されている。
  
 故に、人格を支配された後でも、身体が覚えている。
  
 その力は、騎士そのもの。 
能力3:邪神モード [異形化]
 [内容]  “女王”の意思で封じ込めている邪神の力を一時的にONにした状態。
 有希にとっては忌むべき力で使い勝手は悪いが、邪力など親和性のある力を相殺・中和できる。
 当然、諸刃の剣である。(=3〜1は必ず同時使用)
能力2:邪神モード [異形化]
 [内容]  同上
能力1:邪神モード [異形化]
 [内容]  同上
詳細 [性格]
 以前のような周囲を威圧する鋭さは無く、丸くなった。
 自己犠牲的な発想を反省している割に、お節介焼きなところは健在…どころか迷いを捨てた分増長したかも?
 
EV6  ”永劫”片瀬川順平と2015年11月15日に結婚
【変更】
 苗字を変更 琴音→片瀬川
16/08/17
プレイヤー   雲
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