識嗣真昼(しきし まひる)

基本 [位階]聖騎士19“那托”
[生年]1989
[性別]男 
[表の顔]産科医
[裏の顔]組織員
能力4:識嗣凛音(りんね)[守護神]
 [内容]  賽河家を支配する「裏当主」なる少女、賽河凛音の霊体型端末。

 生物の肉体・精神・能力に彼女もしくは真昼が接触する事で支配をかけ、自在に解析・操作・強化する。
 また、対象以外の生物や無生物を経由して、接触感染により支配を広げることも可能。
 神や精霊などの高次元存在、自我を有する魔具なども対象範囲内。
 生命の無い「只の機械」は操れない。

 賽河の活動縮小に伴い、能力発動の際は真昼の生命力を用いて起動するように若干の仕様変更がなされる。
 その分、“力”の形状変化はより真昼のイメージに沿うよう、以前より範囲が広くなった。

能力3:テレパス[幻影]
 [内容]  産まれる前から備わっていた能力。
 主に他人の思考を読み、ベクトルを捻じ曲げ操る行為を得意とする。
能力2:狡猾[感情]
 [内容]  感覚と思考を総動員して周囲の状況を正確に把握し、それをどう自分にとって有利に働かせるかを導き出す思考回路。
 記憶力も高い。
能力1:投擲全般[一般技術]
 [内容]  離れたところにモノを正確に当てる技術。
詳細 [性格]
 基本的に自己中心的で傲慢だが、自分より優れた能力(心技体は問わず)を持つ人間に対する評価は怠らない。
 また常に冷静沈着を心がけ実践しているが、経験不足ゆえか意外なところでヌケがあったりする。
 ちょっとサド。

 “親”(特に母親)というモノに対して極度の負の感情を感じている(本人は何故、それが起るのかは解っていない)
 凛音の本体(賽河凛音)と端末(識嗣凛音)を完全に別個の存在と考えており、本体には思慕の雑ざった忠誠の感情を抱き、端末には皮肉を言い合いながらも共に生き、闘うという誓いを立てている。


識嗣凛音:
 本体から切り離されて以後、しばらくの間は自我を有さない人形のような存在だったが、とある事故がきっかけで固有の意識を持つようになった。
 かなり気ままで天邪鬼な性格であり、感情的な行動を起こすことも多いが、基本的に真昼の不利益になることはしない。
 また、お互いに良い意味でも悪い意味でも意識し合っている。
 尚、苗字は「本体と区別つけるため」に勝手に名乗っているものであり、真昼曰く「極めて迷惑」とのこと。
 本体は京都の賽河本家において休眠中。


[外見]
 黒目黒髪で細身中背の中性的美貌を持つ(やや女性より)。
 目つきは常に柔和で穏やかだが、たまに崩れる。
 自己の支配・管理は物心共に徹底しており、顔立ちはその筋が無くても男女ともに目を惹かれる様なものにしている。
 改造の影響で若干色素が抜け落ちており、肌は白め。
 苛立つと爪を噛むクセあり。

識嗣凛音:
 外見年齢は16〜17歳くらい。
 腰まで伸ばした長い黒髪と、病的なまでに白く美しい肌、そしてやや大きめの漆黒の瞳が特徴的。
 形態・大きさは自由自在で、服装は通常十二単を着ているが、気分でワンピースだの巫女服だのコロコロ変えている。


[装備]
・円卓の騎士一般装備
・黒スーツと黒の皮手袋:
 主に戦闘時に着用する。
 流神の機能カットに伴い、霊的な防御機能は失われている。
・サングラス:
 たまにかけてる。
 コレは完全に本人の趣味で、ある無しが能力に影響を及ぼす事はまるで無いが、結構似合ってたりする。
・ダーツや投げナイフなどの小型投擲器具。
・グロック18:
 高校卒業と同時に支給された。

凛音専用有機義体(EV7にて追加)
  識嗣凛音が外界で肉体を持って活動するためのボディ(真昼が関係各所に発注して作成)。
  生物の操作はできるが物体には触れられない凛音のために、態々全て生体パーツでそろえた特注品。
  凛音本人と全く変わらない外観を持ち、人間の持つ機能、器官はすべて取り揃えてある(凛音の我儘を見越して、予め準備していた)。
  肉体の機能は普通の女子高生レベルであり、また制御には人間の器官を丸ごとそのまま全て理解して動かす必要があるため、凛音以外の霊体や神格が使おうとしても不可能なレベル。
  完全に凛音が日常生活を送るための便利道具である。
  真昼曰く「作るのめちゃくちゃ時間とお金かかったんだから壊すのマジやめて」 

 

運命
EV1  生まれる前から『力』は使えたため、歪みきった成長をしていたが、ある日たまたまちょっかいをかけた騎士にあっさり返り討ちにあう。
 その後、現れた賽河の人間によって賽河家に連れられ、そこで凛音の支配を受ける。
 そして自分が以前より騎士として居る賽河夜真より優秀な存在でると証明し、凛音や賽河に最も必要とされる存在となることを決意し、識嗣真昼の名を与えられ魔獣討伐機関に投入される事となる。

【本部情報(対外的に捏造)】:
 両親は魔獣によって殺された。
 遺品整理中に倉庫から凛音と草薙を見つけ、融合されてしまう。凛音から魔獣の事を聞き、両親の敵を討つ+大切な人を護る為に騎士団加入を決意。


<賽河家>
 「裏当主」なる少女を頂にする術者。
 生物と融合して力を振るう呪物の製作を得意とするが、使い手には中々恵まれていない。
 また、オーバーテクノロジーの研究開発も行っていたが、03年末にアルカナによって開発施設を破壊されたので現在は頓挫している。
EV2  中学を卒業、高校生になる。バスケ部及び生徒会に入ったようだ。
 魔獣という、圧倒的存在との戦闘を経験する事で自らの未熟と欠点を強く自覚。「狂信の感情は確かに土壇場での爆発力には向いているが、通常活動における思考の幅が狭まるという欠点がある。」として人格の自己改造を行う。
変更点  能力1:狂信(感情)→狡猾(感情)
 性格、外見、装備を一部変更。
EV3
変更点  2005年4月における魔獣 吸霊槍戦後、奇妙な感覚に襲われるようになる。
 “親”…特に母親なるモノを見る度、唐突に憎しみ、嫌悪、恐怖――あらゆる否定の言葉を連想させる負の感情を混濁させたような、濃密な黒い闇が暖かいぬくもりを伴って自己に向けられるように感じるといったものである。 
 何故、そんなものを感じるのか、彼には解らない。
 解らないまま日々は過ぎていき、その間にも闇は蓄積されていく。

 また、同時期に賽河家によって新たな能力のための強化調整を施されるが、右目が見えなくなってしまう。
 各種の薬物投与により、時間制限つきで視力は回復したものの、流神や凛音による右目の強化などは不可能となった。
 現在、昼間は両目が開き、夜は右目の見えない(包帯を巻いている)生活が続いている。

変更点  性格に追加文:
 “親”(特に母親)というモノに対して極度の負の感情を感じている(本人は何故、それが起るのかは解っていない)
EV4 2006年1月聖騎士の称号をえて、”那咤”の字名を得る
変更点 字名を得る
EV5  03年12月(真昼が騎士となる以前)にハイテク兵器の開発機関をアルカナに潰されて以来、オーバーテクノロジーの関連技術復旧は難航していた。
 様々な試験を行ったものの有効な解決策は見つからず、結果これまでの活動を縮小していくことが決定され、その第一歩として魔獣に関わる部分を必要最低限だけ残して撤退することとなった。
 関連して、真昼を調整する必要が無い様に流神の全機能もカットされた。
 その過程で、右眼の視力も(ゆっくりとだが)回復を見ている。

 これまで使ってきた能力の大半が使用出来なくなった為、よりうまく立ち回れるよう思考回転の日々が続いている。

変更点  能力1:狡猾⇒投擲
 能力2:量産型流神『天』⇒狡猾
 能力4:凛音をマイナーチェンジ
 装備から注射器などの薬物を削除、黒スーツと黒の皮手袋の説明を変更、ダーツや投げナイフなどの小型投擲器具を追加。
EV6  とある事件で恐怖対象である妊婦の護衛を行った事をきっかけとして、少し表の世界における自分の進路を考え始めた。
 高校を卒業後は、医大生となる。
 
 また、BARマーリンにおいて<世界>の騎士 織部紡生の調律領域を受けた際凛音とのリンクが一時的に機能不全に陥り、その後彼女に自意識が芽生え始めた。
 当初は主君と同じ容姿を持ちながらまるで異質な言動を行う凛音を疎ましく感じていたが、次第に本体と分けて考えるようになり、若干態度も柔らかくはなっているようだ。
 但し、余分な皮肉の応酬や口喧嘩をする機会が増えた気はするが・・・。08/06/09
変更点 ・表の顔 高校生⇒大学生
・能力4:凛音(端末)を識嗣凛音に名称変更。
・性格に凛音を追加。
・装備にグロック18を追加。
09/02/11
 EV7  2013年3月23日、識嗣凛音が欲しがっていた「肉のある身体」をプレゼント。
 来年から医師として活動する事から、今のうちに料理や洗濯などの日常スキルを教え込んでおく腹積もり。
 凛音本人も色々なものに触れることが出来るのが楽しいらしく、満更でも無いようだ。13/04/19

□変更内容
 装備品に追加

 EV8  2015年、大学を卒業し、産科医に就職した。16/08/17
プレイヤー  黒

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