世界を改変する力をもちし神の娘

二条 栞

ランク 非公式 性別
称号 なし 生年 1992
位階 悪魔 表の顔 中学生
EV 裏の顔 異能力者
能力 名称 能力分類
1 父なる者の愛 浄化
[補足]
 神の力に由来し、栞がその身に纏う慈悲の光。
戦いにおいては世界の敵を切り裂く断罪の剣となる。
2 音を語る者 魔剣
[補足]
 先端に円と螺旋十字の飾りを持ち、この世の誰にも知られぬ白い輝きを放つ金属で造られた杖。「福音を語る者」とは栞が後から付けた名。
 封印書庫に残された古い記録では、これは「バベルの杖」と呼ばれていた。
 古の昔、人々は同じ言葉を喋り、世界のあらゆる物と意思疎通を交わしたという。しかし、奢り高ぶった人間達は天へと届く塔を造り神に挑もうとした。それに怒り狂った神は人から共通言語を奪い、それにより世界の人々は多種多様な言葉を話すようになってしまった。
 その時、神により奪われた言葉こそ「バベルの詞」と呼ばれる物。「万物の共通言語」「全ての始祖たる言葉」「アカシックレコードの記述詞」とも呼ばれ、神の呪いによりこの世に存在する事を否定された幻想言語の一つ。
 「バベルの杖」はその「バベルの詞」が刻まれた現存する唯一の物。ただし、存在否定の呪いを受けているため、杖に記述された「バベルの詞」をこの世の者が認識する事はできない。しかし、栞は自分の「天上の王の声」の力を杖に封印し、この杖から出る詞を福音化する事によって、無理やり世界に具現化させた。
 栞がこの杖を振るうと、光の文字が空中(空間)に浮かぶ。この文字は世界の誰も知らないはずのに、全ての物が意味を理解する事ができる言葉。世界の根源に関わる文字であるが故に、この文字で書かれた事は世界に影響を与える事がで
きる。
 普段は杖の形では無く、ブレスレットに姿を変えて栞の腕に着けられている。杖の形の時は30cmほどの長さだが、戦闘時に最大限に伸ばせば栞とほぼ同じ長さになる。
 
3 栞の世界 肉体能力
[補足]
 自分を中心とした任意の領域内に存在する全てのものを、完全に認識する力。
 この領域の事を栞は『世界』もしくは『王国』と呼ぶ。
 それが物理的なものかどうかは関係が無い。
 領域内ならば赤外線や重力、霊体や魔力、気の流れや分子構造すらも認識できる。
 なお、当然、障害物等も意味をもたない。
4 創造の左手&滅びの右手 異形化
[補足]
 世界を改変する力。
 どんな物質や概念であろうとも任意の方法及び形で、切り離す事のできる右手と、繋ぎ合わせる事のできる左手。
 なお、変化ををもたらすために、対象にふれる必要は無い。
その昔、自分から『涙』を切り離したため、泣く事ができなくなったらしい。
性格  重々しく大人びた喋り方をする。
 ……大人びたというよりも偉そうなのかもしれない。
 どう考えても10歳児の思考はしていないが、本人は自らの事を『純粋でいたいけな少女』と称する。
 なお、これは本気で言っているのであって、冗談のつもりでは無いらしい。
 このように、言動に少々の問題がある他は、れっきとした小学生。宿題に悩みもするし、甘い物も嫌いでは無い。
だが、己に与えられた強大すぎる力を正しく理解し、この力を世界と弱者を守るためのみに振るう、心優しき慈悲の少女である。

台詞例:「私はできれば、普通の小学生でいたいんだがな……」
外見  長い黒髪と強い意思を秘めた黒い瞳を持つ少女。
 顔立ちだけは相当整っているため、黙って座っていれば深窓のお嬢様で通る。
 首からは常に、母からもらったロザリオを下げている
装備  円卓の騎士一般装備
 母からもらった銀のロザリオ【聖母のロザリオ】
 母からもらった銀のロザリオ。栞の母は特別な力を何ら持っているわけでは無いが、神の子を宿し、産んだ彼女の祈りが込められたロザリオは、ただそれだけで聖別された力を持つ。

【トリスアギオン(聖詞)】
 栞が魔獣との戦闘中に纏う衣装。バチカンに納められていた聖衣物の一つを栞
の背丈にあうように作り直した物。一本一本の糸を聖別し、神に使える清き乙女
達が絶やさぬ祈りの中で縫い上げた。青い厚手の布で作られた膝上までのワンピ
ースドレス(袖は半袖で二の腕の部分が膨らんでいるパフ・スリーブ。襟はスタ
ンド・カラーとピューリタン・カラーの二重襟)と、裏地にビッシリと聖書の文
句が刺繍された白いマントである。ついでだが、これを着る時は、足元は編み上
げ靴とオーバーニー・ソックス。髪も後髪は結って、横髪は両側から前に一房ず
つ垂らすように変化させて、カチューシャを着けている。基本的にゴスロリであ
る。
 
運命  かつて、神の子と呼ばれし男は14歳の処女マリアより生れたという。
 だが、封印されし外典は語る。馬小屋で生まれしその幼子は男子では無く、実は少女だったという事を……。
 クリスチャンであった母が、14歳で処女懐胎し、栞を生んだのが10年前。
 箱入り娘が妊娠したとあって、そこそこ名門だった当時の二条家では大騒ぎになったらしい。
 処女懐胎であった事など誰も信じず、あばずれだの何だのと、散々一族から罵られたが、母は何の弁解もせずに耐え、栞を産む。
 そして学校を止めた母は、数少ない自分に行為的な人達の助けを借りて、離れの屋敷で栞を育ててくれた。おかげで、今でも他の一族の者とは折り合いが悪いが、母にだけは頭が上がらない。
 母がクリスチャンのため、家ではお祈りもするし、ロザリオも付けてはいるが、栞本人は実は無神論者。というよりも、神の存在を信じているが信奉はしていない。
 栞の力は産まれ付きのものである。
 そして自分が普通の子供とは多少違うという事に気がついた時から、自分が神の子であるかもしれない事を、しぶしぶながら認めている。
 だが、母の前では普通の娘でいたいがために、母の目の前でこの能力を使った事は無い。
 父である神に関しては、本来、幸せな人生を送るはずだった母の運命をねじ曲げた張本人として、良い印象を持ってはいない。
 マーリンとは栞が5歳の時にひょんな事から出会い、円卓の騎士に誘われる。だが普通の子供として暮らしたかった栞は、その誘いを断る。
 しかし、諦めなかったマーリンは一年に一度、様子を見に来がてら栞を勧誘し続けていた。
 そして、10歳の誕生日を何日かすぎたある日。外に出ていた母が偶然魔獣がらみの事件に巻き込まれて負傷してしまう。
 その事を知った栞は、平和に暮らせる日常を守るため、降りかかる火の粉を払う決意をし、やって来たマーリンに円卓の騎士への入団の意思を伝える。
EV2  魔獣との戦いの中で神の愛を知り、とりあえず父を少しは許す気になった。
 また、実際に魔獣の被害にあい被害にあい死んで行く人々を見て。心を痛めた栞は、疎ましくすら思っていた自分のこの力が、何の為に与えられたのかを考えるようになった。
 そして、ただ自分の周りの人間達の平和だけではなく、この世の弱者と世界の全てを守るために、この力を振るう事を決意する。
 「福音を語る者」と「トリスアギオン」は、今まで見守るだけだったバチカンの人間が、栞が円卓の騎士となった事で、こっそりと接触してきて渡して行った物。バチカンの方でも色々あるらしく、栞の擁護派の人間も表立っては動けないらしい。二つのアイテムは、せっかくもらった物だからと一回だけ義理で使うつもりが、案外気に入ったので正式装備として採用した。
 騎士がらみの仕事は家族には内緒にしているため、部屋に下手な物をおいておくとばれる可能性があると考えて、最近、騎士関係の物をおいておくための部屋を騎士専用アパートキャメロットに借りる。
変更点 ・能力Lv1の説明追加
・能力Lv2の入れ替え:天上の王の声→福音を語る者
・性格の説明追加
・装備の追加
・運命をEV2に追加
EV3  3代目勝利の騎士を得る
 聖騎士 No.13 ”聖女”を得る
変更点
EV4  中学生になりました。
変更点 表の顔 小学生→中学生
プレイヤー CROW
更新日 1/1

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