巫女「私は石宝市の土地にある石板に宿っていた魔術で造られた精霊です」
巫女「代々、石板に保管されていた24の魔石に選ばれた宝石使いたちが戦いあい儀式魔法の補助、裁定をおこなっていることから、便宜上、宝石使いの巫女と呼ばれています」
巫女「今回は、あなたたちの介入により、この儀式は歪になってしまいましたが、これまでと違い、人も多く、偶然、開始されてしまった今回の儀式がそのまま行われていたら、多数の無辜の人々が犠牲になってしまったでしょう。それについては、被害を悔いとどめていただき感謝しています」
巫女「今回はそのお礼と、私が答えられることならご説明したく参上しました」
巫女「本来ならば、こちらに来ることはできないのですが、元宝石使いの縁と、若槻様のお力で、このように体をお借りしてくることができたのです」
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